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設備
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歯科治療を肉眼だけに頼って行うには限界があります。そのため、当院ではマイクロスコープを使用した治療を行っています。
マイクロスコープとは、歯科治療用に開発された光学顕微鏡のことで、肉眼では見落としてしまいそうな細部を肉眼の約3〜24倍もの大きさに拡大して確認することができます。これまで「勘で行われていた治療」を「安全でより確かな治療」に変えることが、マイクロスコープによって可能になりました。
肉眼の最大約24倍まで拡大して見ることで、お口の中の検査や診断をするときにも精度が飛躍的に向上します。より繊細な治療が行えることにより、歯の削りをできるだけ抑え、患者さまの痛みの軽減にもつながります。
当院のマイクロスコープは、高解像度4Kカメラで静止画や動画データを取得することができます。口腔内の画像を確認しながら説明を行うので、より分かりやすく効率的に患者様とコミュニケーションを取ることができます。
治療中の歯を唾液や細菌から守るために、当院ではラバーダム防湿を使用しています。ゴム製のシートで治療部位を隔離することで、細菌感染のリスクを低減し、精密な治療が可能になります。
現在、マイクロスコープは、日本国内でわずか3,000台しか導入されていません。しかし、肉眼で治療をするには限界があるケースが多々存在するため、しっかりと精密に治療を行おうとすれば、マイクロスコープが必要になります。当院では、2台のマイクロスコープ「ライカ M320-D」と「ALLEGRA」を導入しています。
マイクロスコープはインプラント治療で重要な役割を果たします。手術部位を拡大し、微細な構造を詳細に観察することに役立ちます。また、骨を足す手術(骨移植)や周囲の組織や神経を慎重に調査する際にも活用されます。
詰め物や被せ物の装着時には、適合が悪いと隙間から細菌が入り込んで二次虫歯が発生することがあります。マイクロスコープを使用することで、適合精度を高め、患者様の歯の健康を長期間維持できる補綴物を提供できます。
マイクロスコープを使用することで、肉眼では確認できない細かな根管分岐や隠れた根管を発見することができます。これにより、治療の成功率が向上し、再感染のリスクが大幅に減少します。