3D CT

当院では、DEXIS オルソパントモグラフ OP 3D Vision CTと130年以上の歴史をもつドイツの歯科用機器専門メーカー、シロナ社製のCTガリレオスと3次元画像システム（シロナ社のCT診断用GALAXISソフトウエア）を導入しています。

これまでの歯科のレントゲン写真では口腔内の情報が2次元で表現されるのに対し、当院では3D CTで撮影した断層写真をコンピュータ処理で3D画像化できます。
そのため、一度の撮影で、360度さまざまな角度から立体的な情報が得られます。

3D CTができること

従来の2次元レントゲンでは確認できなかった、骨の厚みや神経・血管の位置関係を立体的に把握できるため、治療の安全性が飛躍的に向上します。インプラント治療では、リスクを抑えた治療計画を立案できます。

当院で使用する3D CTは、歯科用CTの中でも圧倒的に少ない放射線量です。そのため、患者様の身体にかかる負担も軽減され、安心して治療を受けていただけます。

DEXIS オルソパントモグラフ OP 3D Vision CTでは、座った状態での撮影が可能です。ヘッドレストとチンレストで前後方向から頭部を固定するので、撮影時のブレを軽減します。そのため撮影のやり直しも減り、より少ない時間で終えることができます。

顎の骨の状態、厚み、密度を精密に計測し、神経や血管の位置を正確に把握することで、安全かつよりよい位置にインプラントを埋入できます。長期的に安定したインプラント治療を実現するための必須技術です。

通常のレントゲンでは発見できなかった副根管や根の湾曲、根の先の病変なども明確に把握。治療が困難とされてきた症例にも対応し、歯の保存率を高めます。

歯の位置だけでなく、歯の根や顎の骨の状態を把握し、より効果的で安全な矯正治療計画を立案。3D CTを活用した矯正治療は、治療期間の短縮と治療結果の質の向上に大きく貢献しています。